内定取り消しのリスクはどの程度か

内定取り消しのリスクはどの程度か

 

内定とは、企業と学生の間で労働契約が結ばれた状態を言います。学生側から内定を断る場合は、法律上14日前に伝えれば良いとされています。

 

⇒内定辞退の方法と期間 

 

企業側から学生の内定を取り消す場合は、採用内定通知書等に記載されている要因が発生した場合、または例外的な事由が発生した場合になります。

 

例外的な場合としては、地震や津波といった自然災害による影響、またはリーマンショックなどの影響で社内で正式な整理解雇などが進み、新入社員を採用する余力がない場合になります。
後者の場合は、慰謝料が認められる場合もあります。金額としては、入社した場合の給料1ヶ月〜3ヶ月分が一般的かもしれません。

 

なお、上記のような理由がないのに一方的に企業側から社員の内定を取り消す事はできません。ただ、仮に正当な理由なく内定の取消をしてきた企業を不当と訴えてまで、入社したい学生はいないと思います。
そのため、企業側の和解金で渋々了承する事の方が多いと言えます。

 

また、整理解雇などが進んいても、内定取り消しが正当な理由と認められるかと言うと…明言はできません。そのため、企業側が内定取り消しと同時に、和解金を提示する事の方が多いかもしれません。

 

内々定の取消

内々定とは、労働契約が結ばれる状態の内定の一歩前の状態になります。簡単に言えば、労働契約が結ばれていない状態になります。そのため、企業側は内々定を取り消したとしても、法的な責任を負わされる事はないです。

 

では、内々定を取り消される可能性はどれくらいあるのかというと…大手企業になる程に取消のリスクは減ります。もっと言えば、中小企業でも余程の事が無い限り内々定の取消をされる事はありません。あるとしたら、前述したように自然災害や経営状態の悪化、または学生側の不祥事などに限られます。

 

これらの理由なしで、一方的に内々定の取消が発生すると、ネットで噂が拡散して、評判が著しく落ちる可能性があります。
そのため、大手程に一方的に内々定を取り消す事ができなくなります。中小企業の場合も、学生が所属する大学の就職課に伝わると、求人の斡旋等をしてくれなくなりますし、学生にも評判が伝わるリスクが上がります。

 

まあ…お金と時間を掛けて採用した学生の内々定を理由なく取り消す事なんて滅多にないと思いますが…

 

そのため、基本的に「内々定=内定」と思って良いと思いますよ。

 

内定を承諾しないと内々定を取り消される可能性はある

他の志望度の高い企業の選考を受けているが、他社の内定承諾書を提出する期間までには選考が終わらない…と悩んでいる方もいらっしゃると思います。
企業からの内定を承諾したら、正式に労働契約が結ばれます。結ばれた後でも、学生側は内定を断ることはできますが、精神的な重みにはなります。また、入社前の研修などもあるので、選考に行けなくなるリスクがあります。

 

ただ、内定の承諾を先延ばして貰うように頼めば、企業側は当然警戒しますし、内々定の取消を提示することもあります。

 

そのようなリスクも考えた上で内々定を貰いながら就職活動を続けるかどうか考えるようにしましょう。

 

⇒優良企業からの内定を短期間で獲得したい人へ

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