新卒の就職活動は楽になっているのか

新卒の就職活動は楽になっているのか

 

 

「有効求人倍率が1を超えた」、「景気が上向きになって企業の採用数が増えている」、メディアでは、このような話をよく聞きますが、これらの要因によって新卒の就職活動が楽になったのかと聞かれる、残念ながらそのような事はありません。
むしろ、景気が上向いて採用数が増えたているのではと思った学生が、「とりあえず」大手企業や知名度の高い企業に応募する人数が増えているのはと思います。

 

日本の企業は、年々新卒の採用に対して慎重になり始めています。

 

昔と違って大学に行くのが当たり前になっていますし、少子高齢化の影響によって難関大学にも入りやすくなっているので、ブランド力も低下し始めています。
何よりも、日本は一度正規労働者として採用してしまうと簡単に解雇する事はできません。そのため、景気の浮き沈みは激しい現状では、簡単に採用人数を増やす事はないと判断できます。

 

では何故有効求人倍率が上がっているのかと言うと、それは需要の増減と人手が比例しやすい業界が押し上げているからだと思います。
具体的に言えば、小売業や飲食業、そして高齢化の影響による介護や、女性の社会進出の浄化による保育士などになります。おそらく、サービス業や販売業が多いのではと思います。
私の個人的な見解になりますが、上記のような職種は、それ程人気の高い職業ではない事が多いので、リーマンショックが起こった時のような不景気な時でも、採用されやすい職業になると思います。そのような職業が景気の後押しもあって、有効求人倍率を上げているのだと思います。

 

楽観視した就職活動は危険

 

 

前述したようなメディアの言葉や、回りの友人達の言葉で就職活動を楽観視するよう事は止めましょう。仮に内定を貰えたとしても、自己分析や将来の事を考えずに就職活動を終わらせてしまうと、入社後のギャップで長期的に続ける事ができない事もあります。また、ブラック企業に入社するリスクも上がります(新卒でブラック企業に入社しないためには)。

 

一生決める…とまで言いませんが、新卒の切符が使えるのは一回切りです。卒業しても3年間は新卒扱いされると言われますが、実際は第二新卒として扱われる事が多いですし、新卒程求人も豊富ではありません。
転職よりも新卒の入社の方が圧倒的に難易度が優しい大手企業も存在します(逆のパターンもありますが)。
そのため、たった1回の新卒の就職活動を後悔のないように取り組むようにしましょう。

 

就職活動を早く終わらせて、ストレスなく学業に励みたい、入社する前に海外旅行に行きたいと思ってしまうかもしれませんが、終わらせる時期に拘らずに、将来的に働き続けられる企業から内定が貰えるように心掛けてください。

 

また、逆に楽観視した就職活動で志望度の高い企業に全く受からない可能性も十分あります。最初に述べたように、人気の高い知名度のある企業程に景気による採用人数の増加は少ないです。堅実に経営していると言う事は、人件費のコストなどもシビアに見ていると言う事になるからです。
そのため、入念に準備しないと簡単には内定を貰う事は出来ないと思いますよ。

 

⇒新卒の就職活動 内定を早期に勝ち取る方法

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